投資とは
投資初心者に向けて、私なりの解釈で「投資」についての考察を書いていきます。
投資といっても、株式投資、不動産投資、ビットコイン、FX・・・などいくつか種類があるのは皆さん知ってると思います。
これらに共通することは、必ず「リスクがある」ということです。言い換えるならば「かけたお金の元本保証なし」です。
全くリスクがないのならば、全人類投資をしてみんな大金持ちになってますよね。
投資をしようかしないか迷っている理由で一番多いのが「損をするかもしれないから」ということだと思います。
あとは「投資はギャンブルである」という認識の人も多いかもしれません。(ざわざわざわ・・・)
最近、株価が好調なこともあり、投資をやってみようかと考えている人も多いと思います。
銀行に預けていてもお金は増えませんし、インフレ等を考慮した場合、逆に貯金だけしかしてない人もお金の価値が減っていくというリスクに晒されているとも言えます。
私は上記の投資の中で「株式投資」については、ある程度説明することはできますが、そのほかの投資についてはやったことがなく、知識もあまりないので、誰でも簡単に始められて王道の投資である「株式投資」について説明していきます。
株式投資とは
「株式投資」の仕組みをざっくりと説明すると、会社が「私の会社に出資してください。出資してくれれば、事業を通じて貸してくれた金額よりもっと増やしますよ。」という提案に対してお金を貸すことです。
このお金は、「事業がうまくいけば増えて返って来るかもしれないし、会社が破産してお金が返ってこない」かもしれません。
企業側も、たくさんの人にたくさんのお金を投資してもらえるように魅力のある「株主優待」を行なっていたり、「配当金」を出したりしているところもあります。
「そんなの出さないでも会社が成長して株価を上げて売ったときに大きな利益が出るように皆さんに還元しますよ」という会社もあります。
株価というのは、基本的に会社の実力が反映されていると考えられますが、この株価というのは上がったり下がったりするので、その時々で変わっていきます。
一説によると「株価は半年後を反映している」とも言われています。
この株価というものは、人気投票に例えることができます。
一般的に人気が上がれば株価は上がり、人気が下がれば株価も下がります。
この「人気」というのがふわふわしたもので、事業がうまくいってなくても「これから業績が上がるだろう」という期待で上がることもあるし、逆に業績が鰻登りで上がっていても「もっと上がると思ってたのに失望した」ということで下がってしまうこともあるのです。
つまり、世間一般的にいい会社だと言われているところをタイミング関係なしに片っ端から投資してもタイミングによっては大きく損してしまうこともあり得ます。
株式投資とはこのように不安定なものであり、何も考えずに投資をすると痛い目にあう可能性が高いです。
株式投資の種類
株式投資は大きく分けて「個別株投資」と「インデックス投資」というものにわかれます。
これに加えて「アクティブ投資」と呼ばれる証券会社等の担当者が「この株は大きく値上がりするだろう」というものを選んで詰め合わせパックにしたものになります。
一般的に「アクティブ投資」は証券会社の手間がかかっている分、手数料は高いです。
株を長く持って利益を大きくしようとするならば、数%の手数料の差は後々大きなものとなってきます。
また、「ほとんどのアクティブ投資は、長期投資においてインデックス投資に勝てない」ということが言われています。
これらのことを考慮して、大きく分けて「個別株投資」と「インデックス投資」の説明をするにとどめたいと思います。
「個別株投資」は、個々の会社に投資するもので、「インデックス投資」とは株式市場のある指数と連動した株価を目指すというもので、「たくさんの会社に投資された詰め合わせパック」のようなものです。
個別株投資とインデックス投資のどちらから始めるべきか・・・
答えは「インデックス投資」です。
その理由は以下の通りです。
インデックス投資がおすすめの理由
株式投資は、非常に値動きが激しいものです。
現在、コロナショックの底値から株価は回復しており、高値圏にあるとも言われています。
しかし、これからまだまだ上がるかもしれないし、暴落するかもしれない・・・
このような状況でもインデックス投資ならドルコスト平均法という買い方(ざっくりいうなら積立投資のこと)で粛々と投資し続けられます。
「投資するタイミングが難しいよ」って方にまさにおすすめです。
インデックス積立投資の利点は、下記の通りです。
・「積み立てNISA」や「ideco」という税制優遇制度を使うことができる。
・たくさんの会社にすでに投資されていて分散が効いている。
・積立貯金感覚で少額から投資できる。
・楽天証券を使えば、積立NISA等で月々5万円まで1%分(最大500円)の楽天ポイントがつく。
・複利の力を最大限に活かすことができる。(課税の繰延効果)
・投資のタイミングを気にせずにいつからでも始められる。
これらの大きなアドバンテージがインデックス投資にはあります。
特に進めたいのがインデックス投資の中でも「全米株式インデックス」「全世界株式インデックス」の中から手数料が低いものをおすすめしたいです。
過去の値動きから推察して、インデックス投資は上記二つのどちらかに投資している人がほとんどです。
逆にいうと、ここでの銘柄選びを間違えると膨大な時間と利益を失ってしまうことになるので要注意です。
生活防衛資金が貯蓄できたら、貯金だけでなく、インデックス株式投資を始めることによって大きく人生は変わると思います。
次回は、デメリットを踏まえた上でインデックス投資をすべきなのはどんな人かについて書きたいと思います。
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