株式投資を始めよう 2

株式投資

はじめに

前回では、主に株式投資についてざっくりと説明したと同時に、株式投資の中でも「インデックス積立投資」が初心者にはおすすめですよという話をしました。

今回は、インデックス投資のデメリット部分にも触れ、どういう人が向いていて、どういう人が向かないのか等の考えについてメインで触れたいと思います。

見てわかるように、ここのメリットやデメリットの箇条書き部分について詳細に触れると、とても一つの記事では収まらないので、追々説明記事を書いていきたいと思っています。

まだ、株式投資を始めていない人向けにさわりの部分について書いているので、これから株式投資をやってみたいなという人が「とりあえずもう少し詳しい情報を調べてみよう」というきっかけになればいいなと思います。

私について

身近な人から「どの株がおすすめか」「何から始めればいいのか」という話をよく聞かれます。

私は株の専門家でもないですし、株式投資歴も3年程です。

その間に色々失敗したし、こうすればよかったということもたくさんあります。

しかし、その失敗を糧に、株式投資で総資産を25%弱増やすことができましたし(インデックス投資だけではなく個別株投資もやってます)、物事に対する考え方というものも株式投資のおかげで洗練させることができました。

もちろん、株式投資で結果を出すことが一番の目的ではありますが、それ以外にも人生の質を良い方へ変えることができるのが株式投資なのです。

投資スタイル

私は、「インデックス株式投資」を軸に「高配当株投資(個別株)」をやっています。

インデックス投資には、毎月積立NISAとiDeCoの上限額いっぱいを積み立てしています。

それに加え、楽天証券口座にて楽天カードで積立の支払いをすると、月5万円の支払いまでポイントがもらえるので、「5万円−積立NISA投資額33,333円分」を投資しています。つまり、毎月楽天ポイントを500ポイント分もらっています。この500ポイントをさらに投資信託へまわしています。

他の証券会社でもポイントがつくところもあるようです。(私は楽天の回し者ではありません笑)

NISAもiDeCoも楽天証券で「楽天全米株式インデックス」に投資しています。

「全米株式インデックス」とはざっくりいうと、「アメリカ全ての会社に投資する詰め合わせパック」のようなものです。

愚直に毎月これらを積み立てるのと同時に、高配当個別株(日本)と高配当ETF(アメリカ)をタイミングを見て購入しています。

今は、ほとんど積立だけですが、個別やETFの動向もチェックしており、暴落した時にお金を注ぎ込めるように常に準備しています。

インデックス投資は、20年後、30年後を見据えたいわゆる「老後資金」を目的に運用しています。

逆に個別株とETFでは「配当金」を目的に運用しています。

軸は「積立投資」であり、「高配当株投資」はおまけのようなものです。

積立投資を上限額いっぱいまで毎月投資してるけど、もっと投資したくなったら個別株という流れでいいと思います。

私のファーストチョイスは「税制優遇をMAXまで活かすインデックス積立投資」です。

インデックス積立投資のメリット

①「積み立てNISA」や「ideco」という税制優遇制度を使うことができる。

②たくさんの会社にすでに投資されていて分散が効いている。

③積立貯金感覚で少額から投資できる。

④楽天証券を使えば、積立NISA等で月々5万円まで1%分(最大500円)の楽天ポイントがつく。

⑤複利の力を最大限に活かすことができる。(課税の繰延効果)

⑥投資のタイミングを気にせずにいつからでも始められる。

インデックス積立投資のデメリット

①積立てている間に必ずといっていいほど「株価暴落」がくる。

②「株価暴落」がきた時でも売らずに持ち続ける握力が必要となる。

③長期投資が前提なので、短期で利益を出したい人には向かない投資である。

④個別株投資に比べて、大きな利益は期待できない。

インデックス投資をすべき人、すべきでない人

総括すると、インデックス投資を始めるにあたり、まず「自己防衛資金」を貯めていることが必要最低条件になります。

人によって違いますが、「全く収入がなくても1〜2年ほど暮らせるぐらいの貯金」は最低限貯めておいてください。

そして、デメリットにも書きましたが、数十年持ち続けることができないと恩恵を受けることは難しいです。

その間にはもちろん株価の暴落も来ますし、持ち続ける精神力が必要となります。

他にも、積立NISAについては、いつでも売却可能ですが、iDeCoについては基本60歳まで売却できないというデメリットもあります。

また、個人個人でリスク許容度も違ってきます。

後日、積立NISAとiDeCoについての詳細を書きたいと思いますが、ここではあえて割愛させていただきます。

複利について

全米株式インデックスやS&P500等の投資信託を買い、長く保有した場合、絶対ではありませんが5%程の投資リターンが見込めます。

インデックス投資は、長期・積立・分散が基本なので、私個人としては50歳ぐらいまでであればやる価値はあるのではないかと思います。

もちろん若ければ若いほど複利の力を最大限活かせるので有利です。

複利について簡単に説明すると、「初年に1万円を投資して10%の利息がつき翌年に1万1000円になった」とします。複利の考え方では、原本の1万円だけでなく利息の1000円についてもさらに利息がつき、雪だるま式に資産が増えていきます。

なので2年目に寝かせた金額は「1万1000円に10%の利息がつくと、1万2100円」です。

ここで積立NISAを使わないで積み立てていた場合、売却時に2100円の利益に対して、ざっと2割程税金で持ってかれます。

積立NISAを使えば、この売却時の税金は非課税となります。

毎月の投資額が3.5万円ぐらいまでなら出せる人

積立NISAを使いましょう!

積立NISAの上限額は、年間40万円まで積み立てることができます。

年齢は若ければ若いほど長期投資において有利に働きます。

毎月の投資額が6万円ぐらいまでなら出せる人

積立NISAに加えて、iDeCoの上限額を投資しましょう。

例:「積立NISA33,333円 + iDeCo20,000円(職業によって上限額が変わる)」

iDeCoについては注意事項もあるのですが、ここでは割愛します。

ざっくりいうならば、60歳まで売却できないことや、売却時に税金がかかること、制度が複雑で受け取り方によって大きく受取額が変わってきてしまうこと、専業主婦などはメリットを活かしきれないこと等。

総括

かなりざっくりと説明しましたが、「積立NISA」と「iDeCo」の制度についてまだまだ説明不足です。

最初に書いた通り、「こういう制度があるんだな。もう少し詳しく調べてみよう。」ぐらいに感じることができたならば、とりあえず成功です。

これから投資を始めようとする人は、「積立NISA」と「iDeCo」を軸にすることが多くの人にとって最適解だと個人的には確信しています。

私も実際そういう投資スタイルで運用しています。

ただし、投資は損することもあるということを念頭に自己責任において運用することが前提です。

リスクを考慮した上で始めることが大事です。

また、株式投資はインデックス投資の他にも「高配当株投資」をやってますので、また記事にしたいと思います。

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